Still Crazy

stiiクレージー

 

病気が発覚し入院騒動なんかがあって、そのおかげというのも変だけれど、すっかりご無沙汰してしまった友達と再会を果たしたり、また友情の再確認が出来たりと、この休養期間中はなかなか有意義に過ごせたと感じてる。 過去を振り返ってなつかしい話に花を咲かせるのもたまには悪くない。

それとブログの再開にあたり、未整理だった写真を整理していたら、こんな写真が出てきた。         どれぐらい前の事だったかはよく覚えていないけど、とにかくこの頃は夜な夜なよく遊んでいた。遊びといっても居酒屋で酒を飲んだり、カラオケをしたり、コンサートや映画を見たりとかそういった遊びではなく、順番で仲間の家や事務所、もちろん俺の店も含めてだけど、花をいけたり写真を撮ったり、写経なんかもしてたな。

楽しかったよ。それはまるで小学生や中学生達が友達の家に集まってワイワイガヤガヤしてる、そんなノリに近いもんではあった。その都度当時ハマッている事を大の大人達が真剣に語りあったりやってみせたり。

たとえば誰かが新しいギターを手に入れた時なんかは、即席のライブ会場となり皆で大合唱大会。あるいはカメラの場合には撮影大会が始まったり、料理の披露と試食会、または大量にセールで服を買い込んだ時は全員でファッションショー等々。それぞれの家族が一家団らんしている時間に、いい歳をした大人が夜中過ぎまで遊んでいるものだから、必ずしも好意的に迎え入れらているとは限らず、「集会なら他所の場所でやってくれよ」みたいな声もあったけどね。

それでも周りの冷ややか目にもめげず、三日に一度はその集会を断行していたんだから、どんだけ暇な奴らだ!って話だけどな。

でも今思うと、なんて素敵でクレイジーな時間を共有していたんだと思うと同時に、その仲間の存在が自分にとって、どれだけ大切であったのかよくわかるよ。

「そんなもん若いうちだけだよ」などとは言っちゃダメだ。こういった時間、仲間こそが生きて行くうえでもっとも大切な財産になるんだ。今回バンド再開の話もそうだけど、大人ぶったしたり顔で「いつまでも馬鹿やってらんねえ」にはなりたくない。

Still Crazy !     Still  Burning!

この精神を忘れず、今後もこれでいきたいもんだ。

ちなみに撮影と花活けは わが友 永井 守 です。