ホワイトデイの花

バレンタインデイのチョコレートって「しょうもね〜」などと口にはするけど、それとはうらはらに嬉しいもんだ。しかしながらいただく数は年々減り、今年は一個となった。お向かいさんの娘ひなちゃん、小学校二年生だ。ラッピングした小さな手作りチョコを少しはにかみながら、小さな声で「ラブ注入」とか言って手渡してくれた。おじさんとしてはもうそれだけでメロメロになり、だら〜っと目尻が下がってしまう。「よし、これはお返しには彼女を目一杯喜ばせてやろう」と、ホワイトデイの当日ミニヒマワリのトピアリーを気合いを入れてIMG_0466アレンジし、花の中にバブルガムを入れ、ハートのフーセンと一緒にカードを添えプレゼントした。目を丸くしてキラキラした笑顔で受け取ってくれたよ。これから何年いや何十年先に彼女が成長して大人になり、幾度もホワイトデイを向かえても、この花を思い出してくれたら嬉しいな。おじさんのささやかな願いです。