転ばぬ先の杖

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三月に入り、漸く陽気も春めいて来た。

仕事先の庭にも春の香りが漂い、冬大嫌い男の俺としては、嬉しい事此のうえない。

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今年に入ってからというもの風邪引き状態が続き、ずっと鼻水・喉痛・頭痛に悩まされてきた俺としては、やっとこれらの不快な症状から解放され「さあ、これからが俺の季節! 何事も絶好調で行きまっせ!」のはずであった。

「ああ、それなのに それなのに・・・」

昨夜は頭がズキズキして、どうにもこうにも我慢できず、思案した結果氷をタオルでくるみ脳天を冷やしたほどであった。

と言うのも、昨日会社の倉庫内で木製の棚にしこたま脳天を強打してしまったからだ。

いや〜脳天に火花が走り、目から天の川のごとく星が舞い、死ぬかと思った。

これが目からうろこなら、デカイ感動とともに晴れがましい気持ちにもなるというものだが、同じ目からでも星となると、これは少々ヤバイ。

頭のテッペンには大きなタンコブ、そのほぼ中央あたりには傷が出来、血は止まったが今もってタンコブはズキズキと痛む。

ったく、何処かに「転ばぬ先の杖」は売ってねえのか?

もし売っている店があれば、たとえ高価でも俺は買いに行くぞ。

杖がないのであれば「スカタンに効く特効薬でもいい」

巷には、これでもかというくらいドラッグストアが乱立しているのだ。どっか一軒ぐらいは「スカタンに良く効く薬」取扱店があってもよさそうなもんだ。

ああ、今夜も氷を頭に乗せてる俺って、どんだけ阿呆なんだ。

一難去ってまた一難!です。