Relish
レリッシュ、俺はこの言葉が大好きである。
大好きというよりも、少々大袈裟な言い方をすれば、モットーというか生活信条にしている。
Relish、味わう・楽しむ・満喫するってな意味だが、これって単に美味いものを味わって食べるだけではなく、仕事も恋も遊びも、もっと言えば、日々の暮らしをアイスクリームを食べたり、旬の野菜や果物、新鮮な食材などを五感で感じ十分に味わうように生活するということでもある。
人生いつ何時不幸な出来事に遭遇するか予測もつかない。
だとしたら、平穏に暮らせている今を目一杯楽しまなくてはもったいないと、そう思ってしまうのだ。しかしながら、ただ楽しむと言っても本当の楽しみというやつは、そう易々と手に入るものではない。お手軽に手に入る楽しさなんて、気のせいや勘違い、もしくは一時のごまかしにすぎない。
やっぱりそこには、しみじみが不可欠になる。このしみじみってやつが大切なのだ。一度このしみじみを味わってしまうと、もう普通の楽しさでは満足しなくなってきてしまう。
これは思いの外厄介で難儀なものだ。若い頃は何をしても楽しかった。とりたててレリッシュなんて事を意識せずとも愉快に毎日を過ごせたし、事実楽しい事が沢山あったものだ。
若いってことは、それだけで素晴らしい。小難しい理屈なんてなくとも、十分に楽しめるのだから。
今日、今年3回目となるバンドリハを行った。
だんだんと曲の難度も上がり、もうメンバーと一緒に音出しをしていれば、それだけで楽しい!ってなわけにはいかなくなってきた。
もっとちゃんと出来れば、絶対今より楽しくなるって事がわかるからだ。
「バンドっていいな」としみじみ味わいたいならば、もっともっと努力せい!としみじみ感じてしまったよ。
まあ、こんな気持ちも含めてのレリッシュってことにして、次回しみじみを手に入れるべく、来月のリハに備えよう。
見いるように読ませて頂きました 矢納さんのメッセージには今までの濃縮された人生であればこそ・・・のコメントが多くて流石と思います‼✨
音楽・・・バンドというものは、もっと、もっとってやつが深くなる。そいつを追いかけると
にっちもさっちもいかなくなる・・・・・これは俺の欲の深さだと反省はしてみるも、やっぱり
もっと、もっとを求めてしまう。気楽に、楽しくやれればいいが・・・難しい。
次元は全く違うが「イチロウ」が楽しんでスポーツをできれば、なんてことはありえない!!って言っていたことがある。彼はストイックに自分を追い詰めて野球にかけている。まあ、そこまでとは恐れ多くも言えないが気持ちは解る。
俺の良くはどこまで深いのか・・・・