今年の夏も反省。

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今日で8月も終わり明日からは9月、早いもんだ、もう秋か?

今年の夏は短かった。7月の始めに鼠径ヘルニアのため開腹手術し、よって7月の一ヶ月間は病気療養のため家でおとなしくしていた。

普段の7月であれば、2日に一度は海で波乗りに興じる季節であるが、今年の夏は殆ど海で遊ぶ事なく終わってしまった。なんか物足りなさを感じる夏であった。

ならば例えば家事に精を出すとか、荒れ放題になっている庭の手入れをするとか、はたまた、途中迄読んで放りっぱなしのまま積んである本の山を読破するとか、そういったことに張り切ればいいのだが「病気療養中」をいいことに、ひたすらダレきった夏の過ごし方をしてしまった。ここは大いに反省をするところであるな。

そして昨日、リハも終わり「今夜は羽目を外して心許せる友と遊ぼう!」とお泊まりセットを鞄に詰め込み、心躍らせて横浜の友人宅へ向かったのはいいが、肝心要なモノを忘れる大失敗をやらかしてしまった。

数年前に膀胱癌を患い、以来毎日朝と夜に処方薬を飲み続けているわけだが、その薬を持って行くのを忘れてしまったのだ。以前にもその友人宅にお邪魔した際その薬を忘れ、翌日の朝に全くオシッコが出なくなってしまい、そのまま病院へ直行し、その日から尿道カテーテルとバルーンを2週間もの間装着を強いられたという、思い出したくもない大失態をやらかしてしまったのだ。

なので昨日は晩ご飯をご馳走になってから、しょんぼりと深夜に湘南へと帰ってきた。もうあの悪夢は二度とごめんであるからな。俺の不注意で薬を忘れたため、親友にも迷惑をかけてしまった。こちらの方も深く反省である。

そして今日の夕方に、待ち望んでいた先日のバンドリハを録画したUSBが届いた。

早速パソコンに取り込み、iPadの方にもデーターを同期し、先ほどまでテレビの大画面に接続してリハの様子を見ていた。4ヶ月ぶりのリハ、あらためて冷静に見ると反省するところ大である。ようやくまとまりだしたグルーブ感やノリが、予想してはいたものの、パッシっときてないのだ。

仕方ないと言えばそれまでであるが、これまで出来ていたことが出来てないというのは実に悔しいし情けない。悔しいが、これが今の現実であることを受け入れ、次回のリハには必ず修正してやる!俺達にはそれが出来る!というファイトがムクムクと湧き上がってくるのが自分でもよくわかる。

そして思うのだよ。65歳にして尚、挑戦出来るモノがある。掲げる目標がある。これはなにものにも変えられない宝であると同時に、自分自身がその真っ只中にいられることの幸せを強く感じざるをえない。

この夏、反省事項は多々あるが、それにも増して目標に向かって挑んでいく大切なモノを俺は持っているのだ!ということをあらためて思い知ったことは、今年の夏の大収穫であったな。

9月のリハを成功させれば、この反省も無駄にはなるまい。

俺はなんと幸せな65歳であることか、しみじみとハイウェイメンに感謝することしきりである。